アヴリル・ラヴィーン
アヴリル・ラヴィーン

アヴリル・ラヴィーン

アヴリル・ラヴィーンについて

アヴリル・ラヴィーンのパンク精神あふれるシャープなポップは、疎外感を抱いたことのある全ての女の子たちにとって、かけがえのない存在だった。

1984年にカナダのオンタリオ州で生まれた彼女は、当初はティーンのアンチヒーローという立ち位置のシンガーソングライターだった。ブリトニー・スピアーズやクリスティーナ・アギレラのような、純情なイメージにプロデュースされ、露骨にセクシーなスタイリングに身を包んだトップチャートのアーティストたちに対抗して、元気いっぱいで爽快な、少しボーイッシュないでたちだった。2002年のデビューアルバム『Let Go』では、そんなポップスターたちのキラキラしたイメージに逆らい、それらを粉々に打ち砕いてみせた。彼女の曲のフックには少々生意気だが誠実で、ゆるいネクタイとタンクトップは必須のファッションアイテムになった。

若きラヴィーンは恋愛というテーマにも果敢に立ち向かった。“スケーターボーイ”(「Sk8er Boi」)とは恋に落ちただけでなく、一緒に曲を書き(曲中に「一緒に書いた曲を歌う」という歌詞がある)、ブレイクのきっかけとなったシングル「Complicated」で歌ったように、気取り屋たちには軽蔑の眼差しを向けた。十代を卒業しても、ラヴィーンは若さあふれる精神と率直なエッジをキープする。2004年のポストグランジ風の「Don’t Tell Me」では、女の子たちに自分自身のために立ち上がるよう鼓舞し、2007年のバブリーなポップパンクアンセム「Girlfriend」では、男子の1人や2人を奪い取り、2013年のパンクな「Here’s to Never Growing Up」では、絶対にワイルドな部分を失わないでほしいと訴えかけた。

恋人との破局の報道や、ライム病との闘いなど、すべてをさらけ出しながらも、ラヴィーンはロマンチックなバラード歌手やスタジアムロックの戦士、さらに“自由奔放な爆弾娘”といったイメージを行き来しつつ、常に自身を再構築してきた。ラヴィーン自身の功績はもちろん、ビリー・アイリッシュのような著名なファンたちに与えた多大な影響を含めて、彼女は脚光を浴び続けるだろう。

  • 出身地
    Belleville, Ontario, Canada
  • 生年月日
    1984年9月27日

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