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- 2024年12月6日
- 14曲
- Getz/Gilberto (Expanded Edition) · 1964年
- Getz/Gilberto (Expanded Edition) · 1964年
必聴アルバム
- ソウルフルな歌声で人気絶頂期にあったエリス・レジーナが、すでに世界的な成功を収めてロサンゼルスに移住していたジョビンのもとを訪れて録音した1974年発表作。全曲がジョビンの作曲によるもので、メランコリックでボサノヴァ色が強い彼のナンバーを明るくパワフルな声質のエリスが歌うことで、本作でしか味わえない絶妙のバランスが発揮された好作品となった。両者のかけ合い的なデュオで途中から笑いつつ歌うエリスがチャーミングな"Águas de Março"の名唱をはじめ、終始リラックスかつピースフルな雰囲気の中で楽曲と歌い手の素晴らしさを堪能できる。親しみやすくも飽きのこない、ブラジル音楽入門にも最適な一枚。
- A&MやCTIといった米国のレーベルに残したイージーリスニング路線のヒット作連発で成功を収めたジョビンが、より進歩的にしてブラジル音楽色濃厚なサウンドで新境地を示した1973年発表作。クラウス・オガーマンが手掛けた流麗にして起伏に富んだオーケストラアレンジを全編に配し、作曲者本人の歌唱によるボサノヴァの名曲"Aguas de Marco(三月の水)"から、同時代のブラジルのサイケデリックな音楽家たちの試みに呼応したようなアグレッシブな展開をみせる楽曲までバリエーションに富んだ内容。彼ならではの気品やメロディの美しさは健在ながら、ボサノヴァだけにとどまらないブラジル音楽の幽玄さを映画音楽的なダイナミズムもともなった多彩なアプローチで表現し、尽きない才を示した。
- 1997年
- 1991年
- 1986年
アーティストプレイリスト
- ボサノヴァの父であり20世紀のポピュラー音楽を代表する作曲家が贈る、壮大かつ豊穣な音楽の世界。
- ボサノヴァからMPBまで、マエストロの音楽が与えた影響を聴きとろう。
シングル&EP
参加作品
- ミウーシャ & TOM JOBIM
アントニオ・カルロス・ジョビンについて
- 出身地
- Rio de Janeiro, Brazil
- 生年月日
- 1927年
- ジャンル
- ブラジル