2020年に躍進したDISH//が、バンドとしての成長を刻んだ4作目のフルアルバム。あいみょん、はっとり（マカロニえんぴつ）が手掛けた2曲の先行シングルに加え、JQ（Nulbarich）、長屋晴子（緑黄色社会）、GLIM SPANKY、くじらの4組が書き下ろし楽曲を提供。この4組との楽曲制作にはDISH//の各メンバーが一人ずつディレクションという形で参加し、自らの意向を楽曲に反映させた。そして「ルーザー」「あたりまえ」「rock’n’roller」の3曲は、メンバー4人で作詞作曲からアレンジまでを手掛け、それぞれのクリエイティビティを最大限に発揮。自分たちの世界を自分たちの手でしっかりと構築していくという強い意思が感じられる。中でも、グループ存続の危機や挫折を乗り越えてきた4人の思いを歌う「ルーザー」からは、未来を切り開くというバンドの固い決意が感じられる。