World War III

World War III

ザ・クラッシュの名盤「Sandinista!」に参加したことで、パンクやニューウェーブ寄りの音楽ファンにも広く親しまれたジャマイカの個性派ディージェイが、同じ年の1980年に発表してジャンルを超えた支持を集めたアルバム。レゲエの主流がルーツ系からダンスホール系へと移りゆく中で、数々の大物シンガーのバックを務めていた当時気鋭のRoots Radicsを迎え、ミックスをKing Tubbyの愛弟子のScientistが担当。大胆なダブ処理を随所に施したサウンドは、太いダミ声によるトースティング、ミリタントなビートが内包するアグレッシブさを最大限に引き出して、強烈なインパクトを残した。メッセージ面でザ・クラッシュの作品に共鳴しながら、当時のレゲエの先鋭的な部分を統合させた名作。

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