

「ライブでみんなと一緒に歌って完成するイメージで作った」。SATOHのLinna Figg(Vo)は、メジャーセカンドEP『WORLD END LOVESONG』についてApple Musicに語る。観客との熱い共鳴を生むステージが各地で注目を集めているSATOH。本作にはライブアーティストとしての信念とスタイルが、鮮烈に表現されている。 EPタイトルにもなった「WORLD END LOVESONG」は、リリースに先駆けてライブで披露された瞬間から観客のシンガロングを巻き起こし、新たなアンセムとしてステージを彩っている。そのドラマチックなタイトルについて、「少し前にふと思いついてからなんとなく気に入っていた造語」とLinnaは説明する。「マイル」では、SATOHがロックバンドとして強く影響を受けたASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル、Gotch(後藤正文)との共作/共演が実現。憧れの存在を前にしたSATOHの2人の胸の高鳴りと、それに真っ向から応えるGotchの情熱が共鳴し、心揺さぶるコラボレーションソングとなった。「愛し合うとして」は、新機軸といえるメロディアスなラブソング。「この世界に家はなくて 居場所だけがお互いに胸の中にあるだけ」というフレーズが、強烈な愛のメッセージとして胸の奥に深く刻まれる。 車から足を突き出したジャケット写真は、“WORLD END”へと向かう2人の旅路を予感させる。その行く末はまだ誰にも分からないが、ただ一つ確かなのは、SATOHと共に歌う瞬間を待ち焦がれるリスナーが今も至る所で増え続けているということ。ここからはLinnaに全曲の解説をしてもらおう。 Supersonic でかい国道とかによくシャワーみたいな形のライトあるでしょ。あれがばーっと流れていって、夜からだんだんと朝になっていくようなイメージ。 マイル アジカンのGotchさんとデモの段階から付き合ってもらって一緒に作った曲。街のざらついたテクスチャとか風がほっぺたを切っていく感じを出したくて、ギターをギザギザさせた。中学生のLinna、見てるかー。 これからどこへ行こう 東京から江ノ島までドライブして、色んな音を録って混ぜた。自分が元々いた場所と、これから向かっていく場所が、同時に目の前に広がっているような感覚が伝わったらいいな。最初は詩の朗読も入れてみたりしたけど、それはうざかったのでカット。 愛し合うとして 去年『Monkeys』を出した後、最初に書いた曲。個人的な歌だから最初はリリースする気はなかった。だけど、チームのみんなもレーベルの人もすごく気に入って、ライブでやってみたりしていくうちにみんなの人生とも少しずつ重なってリンクしていくような気がして、リリースすることにした。 Say Yeah 多摩川沿いを自転車でバーっと走ってて、こんな曲があったらいいなと思って作った。左手に川崎の工場や物流倉庫、右手に二子玉川のビル群、その真ん中に空がパカっと開けていて、その下をすーっと走っていく感じ。 WORLD END LOVESONG さらっと思い付いたワードとコーラスだけど、ライブでみんなと一緒に歌うと特別なエモーションがある。同じことの繰り返しだけど、これくらいシンプルな曲があってもいいと思って何もひねらずそのままにした。