シーンの顔役と異才がタッグを組んだ夢のプロジェクト。スウィズ・ビーツ、ザ・ネプチューンズ、ピート・ロックらプロデューサーを多数起用しているが、それがスパイスとなって作品に多様性と奥行きが生まれている。88-Keysによる冒頭の1曲"No Church in the Wild"は不穏な空気感を醸し出すベース音がループする漆黒のトラックで、シンガーのフランク・オーシャンのヴォーカルも効いている。オーティス・レディングをサンプリングしたその名も"Otis"はシンプルでいてソウルフルなKanyeらしいナンバー。Beyoncéをフィーチャーした"Lift Off"はきらびやかで高揚感あふれる楽曲(クレジットにはブルーノ・マーズ、シールの名も)。プロデューサー陣の手腕を堪能できるショウケース的な作品でもある。
その他のバージョン
ミュージックビデオ
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- 1997年