ザ・スミスのラストアルバム「Strangeways, Here We Come」から半年後にリリースされた、ソロとしてのファーストアルバム。プロデューサーにStephen Street、ギターにドゥルッティ・コラムのVini Reillyを起用して制作に臨んだ。ギターバンドというフォーマットに縛られていたシンガー/アジテイターが一転、"Angel Angel Down We Go Together"でのうららかなチェンバーポップや晴れ渡るような"Suedehead"などで、音楽的器を自由に拡張させた悦びを感じさせる。ディストーションギターが縦横無尽に暴れまわる"Alsatian Cousins"でのヘヴィなオープニングや、どこかスペイン民謡を思わせるアコースティックナンバー"Little Man, What Now?"など、収録曲のスタイルはより多彩に。ザ・スミス時代よりもグッと強くなったリズムも含めて鮮烈な印象を与えた。
ミュージックビデオ
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