vanitas

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トラップとオルタナティブロック、ラウドロックを融合したトラックとともに、目まぐるしく移り変わる東京の混沌をエモーショナルなラップで切り開く次世代ラッパー、(sic)boy。プロデューサーKMの下、2020年のファーストアルバム『CHAOS TAPE』で確立した、鮮烈なヒップホップとロックのエモーショナルなミクスチャーをさらに進化させるべく、セカンドアルバム『vanitas』では、ロサンゼルスにてレコーディングを行った。

「滞在期間は2週間弱。4時間のセッションを2回、8時間の作業を毎日やっていました。今考えると尋常じゃないスケジュール感なんですけど、ロサンゼルスにいたら音楽作るしかない、やるしかないという思いで、短いスパンの中で膨大な数の曲を作りました」。フルアルバムの『vanitas』には、もともと(sic)boyがファンであったり、共に楽曲を作りたいと思っていた人たちをゲストに迎えたという全10曲を収録している。

「海外のアーティストと一緒にスタジオに入って、コミュニケーションを取りながら曲を作るのは初めてだったので、不安はありました。でも、いざスタジオに入ると、自分のやりたいことや言いたいことが出てきて。そこで英語が伝わらなくてもブースに入って直接歌ってみたり、伝えることの大事さはすごく勉強になりましたし、言葉が伝わらない中でも日本語で書くリリック、その世界観について人一倍こだわりがあることを再認識しましたね」

本作では、エモラップの先駆者であるlil aaron、オルタナティブポップを体現するphemら海外の注目ラッパー/シンガーや、AAAMYYYやGottz、釈迦坊主といった国内の多彩なアーティストをフィーチャーしている。その多面性には(sic)boyの揺るぎない個性が投影されている。

「音楽しかり、ファッション、アートもそうですけど、消費されて、すぐ無くなってしまうものが世の大半を占めているように思うんです。それに対して、このアルバムでは、ずっと残るもの、もちろん、それは難しいことではありますけど、ずっと世に残るようなサウンドを求めました」と、(sic)boyはこの美しく、はかなさも漂う『vanitas』に込められたコンセプトを語る。「自分は直感的にやりたいことを作品に詰め込むので、一見、統一感がないように見えるかもしれません。しかし、すべては自分が好きな音楽であるからこそ。それぞれの曲をつなぐ何らかの統一感、自分のテイストや個性を感じてもらえるんじゃないかと思いますね」

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