ファンクありレゲエあり、ハードなヒップホップからロッカバラードまで、さらにビートを強化してメリハリのある内容となった世界一のメロディメーカー、ブルーノ・マーズのセカンドアルバム。前作に引き続き1970~80年代の多様なポップミュージックが重なる空気感で、これは彼の音楽への原風景を映し出したものなのだろう。そして、それがあってこそ彼に欠かせない甘酸っぱさや茶目っ気、キラキラとしたレトロ感覚を育んでいることが伝わる盤石の仕上がり。マーク・ロンソン、Diplo、そしてブルーノ・マーズ自身もメンバーである The Smeezingtons といった複数のプロデューサーを立てながら、そこに強い統一感を生む歌声の確かさがすばらしい。聴き飽きのしない気の利いた一枚。
その他のバージョン
- 2016年
- 2012年
- James Arthur
- ワン・ダイレクション
- Pharrell Williams
- MAGIC!
- シー&ヒム
- コーディー・シンプソン
- クリスティーナ・ペリー