メンバー4人一丸となってDISH//の個性と魅力を追求し、半年かけて制作した5作目のオリジナルフルアルバム。多くの楽曲をメンバー自身が手掛けることにより、彼らの気質がよりリアルに伝わる作品となった。物分かりのいい大人になることにノーを突きつける「スパゲッティ」。大人の顔と少年っぽさが入り交じるエモーショナルなラブソング「マチネソワレ」。苦い感情も飲み込んで生きていく覚悟をシャウト混じりで歌う「ブラックコーヒー」。高速ビートで突っ走るパンクナンバー「FLY」。いずれの楽曲も、負けん気が強く、ロマンチストで、青く不器用ながらも全力で生きる4人の熱い心が息づいている。「五明後日」は山崎まさよし、「沈丁花」ははっとり（マカロニえんぴつ）が楽曲制作に参加。こうした共作曲でも自分たちのカラーをはっきり主張し、DISH//らしい楽曲に仕上げている。本作について、北村匠海（Vo/G）は「確かに今の僕らのすべてが詰まっていると思います」とコメントしている。