前作「Sweet Dreams (Are Made of This)」に比べると、よりライブでファンキーなサウンドになったサードアルバム。"Here Comes the Rain Again"、"Who's That Girl"といったヒットナンバーが本作のハイライトになるだろうが、カリプソやアフリカンなどエスニックな要素を取り入れたり、ときにプリンスの影響とおぼしき要素も散見されるなど、バリエーション豊かな音楽性を展開。親しみやすさの中にも実験精神をスパイスにすることで、よくあるポップナンバーに堕しないところが彼らの魅力。レゲエ/ダブとテクノポップを融合した"Cool Blue"や、刺激的なシンセファンク"Paint a Rumour"のような楽曲を配する辺りに彼らの資質が見て取れる。
その他のバージョン
- 16曲
- アニー・レノックス
- デイヴ・スチュワート
- デッド・オア・アライヴ
- ヒューマン・リーグ
- Tones On Tail
- Mr.ミスター