インディー・レーベルからリリースしたシングルが Gilles Peterson や Patrick Forge らに絶賛され、瞬く間にシーンの話題をさらったシンガー・ソングライター/マルチ・インストゥルメンタリスト、Xantone Blacq が2006年に満を持してリリースしたデビュー・アルバム。ジャズやソウルをベースにしつつ、Stevie Wonder や Quincy Jones といったソウル・レジェンドたちの持っていたポジティブでハッピーなバイブを全面に押し出したサウンドとソング・ライティングは、ジャズやクロスオーバーのシーンだけでなく、ヒップホップやR&Bのリスナーにも広く支持された。Stevie Wonder を彷彿とさせるオープニング・トラックの "With You" から始まり、1980年代初頭のファンクを感じさせる "Yes I Do"、Roy Ayers フレイバーのメロウな "Search For The Sun"、Chaka Khan の "I Feel For You" のカバー、ラテン〜ブラジリアン・フレイバーの "Samba De Lagos"、the Beatles の "Drive My Car" のファンキーなカバーなど、どこを聴いてもハッピーなバイブあふれる極上のソウル・ミュージックに仕上がっている。