ブーンバップに回帰した前作『この景色も越へて』から音楽性の幅を広げ、唯一無二の作品世界を切り開いたフルアルバム。自作のトラックに加え、チャンス・ザ・ラッパーやマック・ミラーを手掛けるBrandUn DeShayや、ケンドリック・ラマーやJ. コールのプロデュースで名高いWillie B、盟友のBudaMunkがプロデューサーとして参加。フリージャズのスピリットを宿した「Uz This Microphone」で幕を開け、ビートレスなゴスペル「五つノ綴り」や、レゲエのグルーヴを土台にして歌われる「現実をスモーク」、変幻自在のフロウに内在する豊かな歌心を具現化してみせた「Nove」「近未来 200X」「つかの間」など、サウンド面は多彩かつディープに変化。さらに、ISSUGI、PUNPEE、kZmをフィーチャーした楽曲も収録。暗闇と対峙(たいじ)する中で生み出されたポジティブな力を持った言葉が、強い意志と共に現在から未来へと突き抜けていく作品となっている。
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