

白人ジャズミュージシャンの最高峰のヴォーカルとピアノによるデュオアルバムの傑作。1970年半ばにColumbia RecordsからFantasy Recordsに移籍したビル・エヴァンスは、1975年6月マネージャーのHelen Keaneのプロデュースのもと、トニー・ベネットとのデュオ作をレコーディング、大物アーティスト同士のスペシャルな共演となった。楽曲は"Some Other Time"、"My Foolish Heart"、"Waltz for Debby"など、エヴァンスのおなじみのナンバーを中心に構成。互いの個性が向き合う静かな緊張感の中、美しいピアノの調べと、緩急を自在に操る情感豊かなベネットの歌声が織りなす名演となった。このアルバムの成功を受けて、1977年には、続編となるアルバム「Together Again」もリリースした。