THE ORIGIN

THE ORIGIN

INI

「革命を起こしたんじゃないかな」。INIのメンバー、池﨑理人は彼らのサードアルバム『THE ORIGIN』についてApple Musicに語る。『THE FRAME - EP』 から始まった“革命”3部作の完結編となる本作では、11人それぞれがまばゆい光を放ちながら、一つの強大なエネルギーを生んでいる。「デビューしてから見える景色が変わった」と、田島将吾は振り返る。「生活が大きく変化する中で、何を、どう表現するべきなのか、ずっと自分自身と向き合い続けてきました。その中で臨んだこのアルバムでは、制作過程から自分たちの意思を大切にし、貫けたと思います」。その言葉に同意し、池﨑が続ける。「日本で育った僕は、ずっと“出る杭は打たれる”ような空気を感じてきました。アーティストとしてデビューできたからには、そんな壁を壊していきたい。もっと自分たちにできることがあるはずだと問い続けてきたから、今回のアルバムでは、メンバーがこれまで以上に制作に深く関わるようになりました。その結果、僕たちの色がこれまでよりも濃く出せるようになったと思います」 結成4周年を迎えた今、11人はそれぞれ異なる強い色を持っていると実感している。「11人それぞれ、聴く音楽も、これからやりたいことも、まったく違う」と言い切る池﨑の顔は自信に満ちている。「僕らはそれぞれの場所で、何でもやる人たちになっていきたい。そして11人になった時、それぞれの個性を無理やりにでもガッと一つにまとめた時に出るものこそが、INIの個性なんだと思う」。INIは11人だからこそ輝くという起源(ORIGIN)に立ち返り、強い結束力を示した本作。ここからは2人にいくつかの楽曲を解説してもらおう。 DOMINANCE 池﨑:すごくアグレッシブだけど、これまでになくクールなヴァイブスが漂う楽曲。聴いてくれる人たちを僕たちの世界にどんどん引きずり込むイメージでパフォーマンスしています。特にダンスの振付はどんどん意見を言って、11人でかなり“革命”を起こしました。 田島:意見出しを繰り返して、MV撮影の3日前くらいまで試行錯誤したよね。「まだ振りが決まってないのヤバくない?」って話したのを覚えてる(笑)。そうやって「地図にない New world」に行くのが僕らの目標です。 Potion 池﨑:初めて作詞を単独でやらせてもらって、自分の色をしっかり入れられたのがありがたいなと思います。僕はゲームの『Minecraft』をやるんですけど、いろんな効果をもたらしてくれるポーションというアイテムがあり、歌詞はそこからインスピレーションを得ています。僕たちには“青春”や“若さ”というポーションがあるから、いつだって元気になれて、どんな敵だって倒していけるぜというメッセージを込めて、みんなの背中を押せるような曲として作りました。 Bullseye 田島:絶対にこの11人でINIを続けていきたいけど、それぞれにやりたいこともあって、それは結構難しいことだと思う。もっとグループの活動に集中したほうがいいんじゃないかと考えたこともあったけど、今は逆に、それぞれの心が向かうものがあれば、絶対やったほうがいいと感じてる。それがINIを続けることにつながると思うから。 池﨑:「1人じゃない 繋がるYou and I」という歌詞の通り、やっぱりINIらしさはここにあるんだよなと思います。 What A Night 田島:僕と池﨑の2人が作詞に携わった「10 THINGS」という曲があるんですけど、この曲では(松田)迅が作詞を手掛けて「10 THINGSじゃ⾜りない」と書いてる。“もっともっと”ってところに迅らしさが出てるのがいいよね(笑)。 池﨑:ホントそう(笑)。迅が作詞に携わるのはこれが初なんだけど、僕らのことをよく知ってるファンの方はクスッとしてくれるんじゃないかな。 Pineapple Juice 田島:実はこの曲、僕たちが一番激推ししてました。 池﨑:「DOMINANCE」と並ぶ推し曲で、「こっちがタイトル曲でもいいんじゃない?」という意見もあったほど。かなりトロピカルで、INIの中では異色の曲調だけど、夏にぴったりじゃないかな。歌詞を手掛けた(許)豊凡は英語が堪能だから、英語パートは歌っていて気持ちいいです。