1990年代初頭に生まれたアンビエントテクノを代表するユニット、ジ・オーブのファーストアルバム。アンビエントDJとして名をはせたAlex Patersonと、後にKLFを結成することになるJimmy Cautyによって作られた。プログレッシブな構成を核に、ハウスやテクノ、ブレイクビーツといった要素を飲み込んだスタイルが一世を風靡した。あいさつ代わりに繰り出されるオープニングトラック“Little Fluffy Clouds”にその世界観が集約されている。催眠効果を呼び起こすような女性ボイスが繰り広げる、美麗なアンビエント世界を表現。本作には“Little Fluffy Clouds”のPal Joeyミックスなど、本編だけでなくリミックスバージョンも収録されている。