大ヒットを記録した「Three Cheers for Sweet Revenge」に続いて2006年にリリースされた本作は、バンドの代表作にして大躍進を遂げた一作となった。バンド自身のオルター・エゴ(別人格)として、The Black Parade という架空のバンドを設定。ビートルズ、クイーン、ピンク・フロイドらがリリースしたコンセプチュアルな作品群に多大な影響を受けたと自身が語る通り、エモやパンクの枠を超えた音楽的冒険、戯曲的な作品作りを展開し、21世紀のロックオペラともいうべき大作を完成させた。中でもクイーンの直接的影響が色濃い "Welcome to the Black Parade" はバンドを代表する楽曲となっている。
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