11曲、35分

スタッフメモ

「Jacknifeが煮詰まりそうな僕らの頭を常にリフレッシュしてくれたんだ」とCatfish and the BottlemenのVan McCannはApple Musicのインタビューで、ザ・キラーズとU2のプロデューサーJacknife Leeとのコラボレーションについて語った。「一日中、音楽に囲まれてた。1日おきにJacknifeが僕らに新しい音楽を紹介するために注文してくれたレコードが届く。彼の興奮が伝わってわくわくしたよ」。こうした"リフレッシュメント"がCatfish and the Bottlemenのアルバム三作目「The Balance」に新たな冒険と探求心をもたらした。とはいえ、インディーロックのぽっと出グループを数年でアリーナを埋め尽くす人気バンドに成長させた音楽性はもちろん健在。特有のコーラスの高揚感、キャッチーでクリアなメロディ、共感を呼ぶ歌詞("Basically"ではMcCannが家事について歌っている)などが本作でもギラギラと光る。「ライブのセットリストにいれる価値がない曲は書かない」とMcCannは言う。「年末までに[英国の]全てのアリーナを制覇して、たぶんそれも全部ソールドアウトになると思う。そこからどこへ向かうかだけど、必然的に野外だよね。それにはそういう場にふさわしいビッグな歌を書きはじめなくちゃいけない。常に上を目指すことが大事」。ここではMcCannとギタリストのJohnny Bondがアルバムの収録曲について語ってくれた。

"Longshot"
Van McCann(VM):「これはJacknifeの前で僕らが演奏した初めての曲だ。聴いたあと、彼はこう言ったよ。『よし、スタジオに入って、すぐ始めよう』。その晩、みんなでスタジオの小さなバーに集まったんだ。アコースティックギターを持ってね。で、テーブルに飛び乗ってこの曲を歌った。この曲をしょっぱなから完成出来たのが、レコーディングのスタートとしてすごく幸先がよかった。これがすべてを決めてくれたんだ」。

"Fluctuate"
VM:「めっちゃストレートで力強い四つ打ちの曲だよ。ソロがカッコいい。野外フェスなんかで陽が沈むときにこの曲が生きてくると思うよ」。

Johnny Bond(JB):「これは大事な曲なんだ。アルバムのしおりっていうかね。攻撃的なエネルギーが他のトラックの流れを分断するんだ。ライブで演奏するときは、バンドがステージを降りて、Vanが[アコースティックの]"Hourglass"を歌った直後に演奏するんだ。すごくストレートで挑みかかるような曲だから、バンドがステージに戻ってきてエネルギーを爆発させるのにぴったりなんだ」。

"2all"
VM:「この曲は[前作の]「The Ride」に入るはずだったんだけど、スケールの大きさに気づいた。野外ライブで演奏しないと、セットに入れられないと思ったんだ。これは、始めからずっと支えてきてくれた人たちに捧げた曲。彼らはずっとそばにいて、『負けるな、頑張れ、お前らなら間違いなく最高の演奏ができる』って励ましてくれた。誰でもそういう味方がそばにいるべきだよ。それか、誰かにとってのそういう人間になるのもいいね。このアルバムには、一体感とか、本気を出して物事を成し遂げることを歌った曲が詰まってる」。

"Conversation"
VM:「この曲で僕が語りかけてるのは僕の父親なんだ。『I love to find myself/Looking straight up to you for the answers.(僕はいつの間にかまっすぐにあなたを見て答えを求めてるのが好きなんだ)』ってね。父とは今でも何時間も座って音楽の話をするよ。新しいバンドや古いバンド、そしてギグとかの話をね。昔から友だちみたいだった。でも普段は[父のことを歌った曲だとは]伝えない。彼のほうも訊いてこないし。歌詞は聞いてないふりをする。でも母はいつも『あの曲ってあなたとお父さんのことでしょ?』ってうるさいよ。『なんで私の歌は書いてくれないの?』って。

"Sidetrack"
VM:「これは、しばらく宙ぶらりんになってた曲で、ふさわしいアルバムを待ってたんだよ。YouTubeを見れば、僕たちがこういう歌詞の曲を2015年か2016年頃から演奏してたのが分かるよ。だいたい2、3時間で録音したんだけど、ライブで演奏しても、アルバムで聴いたのとまったく同じに聴こえるようにしたかったんだ」。

"Encore"
VM:「これはあっという間に書けた。コーラスがダンスチューンっぽいと思うんだよね。"Trust me, it feeeeeeeels like…"この曲は父が気に入りそうだと思ってる」。

"Basically"
VM:「夜遊びに出かけたり、曲を作ったりしてるとき、父がDJを代わってくれる。『お前、こいつをやらないでどうする!』って言うんだよ。この曲は、昔のグレン・キャンベルの曲を僕に聴かせてくれた父親のことも歌ったんだけど、(アルバム二作目の)「The Ride」を録音してた頃のバンド生活も思い起こされる」。
JB:「俺はこの曲の容赦のなさが気に入ってる。どんどん変化して、その変化がいろんなセクションに移っていく。大音量で聴くと息もつけないよ」。

VM:「ソロも最高だよ。滅茶苦茶すごい。最後にギターだけが残って、Bondが自由奔放なプレイを披露するよ」。

"Intermission"
VM:「うん、"Intermission"は..."Mission"につなげてる。2つで1つの曲って感じかな。"Intermission"のほうは、僕がいじりまわしてたリフがあったんだけど、みんなが気に入ってアルバムに入れろってことになった。Jacknifeも『スニペットとして入れたらどうだ?』って言ったしね」。

"Mission"
JB:「初めてスタジオに着いたとき、Jacknifeがスーツケースいっぱいの古いへんてこなファズボックスに夢中になっててさ。それを見たとたん、これは大変な奴を相手にするんだなと思ったよ。そのすげえファズボックスにつないだら…もう何日でも遊んでられそうだった。あのファズはソロが必要な曲で威力を発揮する。ソロは俺の強みで、20ポンドのギターで演奏した。床のペダルを蹴りまくってね。真ん中あたりでぶっ壊れたのが聞こえるよ」。

"Coincide"
VM:「曲としてはちょっと地味なんだけど、ドラマーのボブがすごく気に入ってるんだ。The E Street Bandっぽいかな。アルバムの他の曲とはエネルギーの種類が違う。これをヘッドフォンで聴きながら、天気のいい日に走りに行くといいよ。そういう感じの曲だ。アルバムにはそういう曲が一曲は必要だと思う。ライブで演奏するのが楽しみだよ。あのコーラスが終わったとき、みんな…茫然とするのが目に浮かぶから」。

"Overlap"
JB:「これは俺の好きな曲だ。ごちゃごちゃしてるんだけど、すごく気分が上がる。ビートに合わせてひたすら突っ走らされる感じなんだ」。

VM:「実は、途中でBluetoothスピーカーをオフにしたときの音が、ドラムロールみたいに聞こえる。このアルバムではこういうラッキーなアクシデントがちょいちょい起きたんだ」。

スタッフメモ

「Jacknifeが煮詰まりそうな僕らの頭を常にリフレッシュしてくれたんだ」とCatfish and the BottlemenのVan McCannはApple Musicのインタビューで、ザ・キラーズとU2のプロデューサーJacknife Leeとのコラボレーションについて語った。「一日中、音楽に囲まれてた。1日おきにJacknifeが僕らに新しい音楽を紹介するために注文してくれたレコードが届く。彼の興奮が伝わってわくわくしたよ」。こうした"リフレッシュメント"がCatfish and the Bottlemenのアルバム三作目「The Balance」に新たな冒険と探求心をもたらした。とはいえ、インディーロックのぽっと出グループを数年でアリーナを埋め尽くす人気バンドに成長させた音楽性はもちろん健在。特有のコーラスの高揚感、キャッチーでクリアなメロディ、共感を呼ぶ歌詞("Basically"ではMcCannが家事について歌っている)などが本作でもギラギラと光る。「ライブのセットリストにいれる価値がない曲は書かない」とMcCannは言う。「年末までに[英国の]全てのアリーナを制覇して、たぶんそれも全部ソールドアウトになると思う。そこからどこへ向かうかだけど、必然的に野外だよね。それにはそういう場にふさわしいビッグな歌を書きはじめなくちゃいけない。常に上を目指すことが大事」。ここではMcCannとギタリストのJohnny Bondがアルバムの収録曲について語ってくれた。

"Longshot"
Van McCann(VM):「これはJacknifeの前で僕らが演奏した初めての曲だ。聴いたあと、彼はこう言ったよ。『よし、スタジオに入って、すぐ始めよう』。その晩、みんなでスタジオの小さなバーに集まったんだ。アコースティックギターを持ってね。で、テーブルに飛び乗ってこの曲を歌った。この曲をしょっぱなから完成出来たのが、レコーディングのスタートとしてすごく幸先がよかった。これがすべてを決めてくれたんだ」。

"Fluctuate"
VM:「めっちゃストレートで力強い四つ打ちの曲だよ。ソロがカッコいい。野外フェスなんかで陽が沈むときにこの曲が生きてくると思うよ」。

Johnny Bond(JB):「これは大事な曲なんだ。アルバムのしおりっていうかね。攻撃的なエネルギーが他のトラックの流れを分断するんだ。ライブで演奏するときは、バンドがステージを降りて、Vanが[アコースティックの]"Hourglass"を歌った直後に演奏するんだ。すごくストレートで挑みかかるような曲だから、バンドがステージに戻ってきてエネルギーを爆発させるのにぴったりなんだ」。

"2all"
VM:「この曲は[前作の]「The Ride」に入るはずだったんだけど、スケールの大きさに気づいた。野外ライブで演奏しないと、セットに入れられないと思ったんだ。これは、始めからずっと支えてきてくれた人たちに捧げた曲。彼らはずっとそばにいて、『負けるな、頑張れ、お前らなら間違いなく最高の演奏ができる』って励ましてくれた。誰でもそういう味方がそばにいるべきだよ。それか、誰かにとってのそういう人間になるのもいいね。このアルバムには、一体感とか、本気を出して物事を成し遂げることを歌った曲が詰まってる」。

"Conversation"
VM:「この曲で僕が語りかけてるのは僕の父親なんだ。『I love to find myself/Looking straight up to you for the answers.(僕はいつの間にかまっすぐにあなたを見て答えを求めてるのが好きなんだ)』ってね。父とは今でも何時間も座って音楽の話をするよ。新しいバンドや古いバンド、そしてギグとかの話をね。昔から友だちみたいだった。でも普段は[父のことを歌った曲だとは]伝えない。彼のほうも訊いてこないし。歌詞は聞いてないふりをする。でも母はいつも『あの曲ってあなたとお父さんのことでしょ?』ってうるさいよ。『なんで私の歌は書いてくれないの?』って。

"Sidetrack"
VM:「これは、しばらく宙ぶらりんになってた曲で、ふさわしいアルバムを待ってたんだよ。YouTubeを見れば、僕たちがこういう歌詞の曲を2015年か2016年頃から演奏してたのが分かるよ。だいたい2、3時間で録音したんだけど、ライブで演奏しても、アルバムで聴いたのとまったく同じに聴こえるようにしたかったんだ」。

"Encore"
VM:「これはあっという間に書けた。コーラスがダンスチューンっぽいと思うんだよね。"Trust me, it feeeeeeeels like…"この曲は父が気に入りそうだと思ってる」。

"Basically"
VM:「夜遊びに出かけたり、曲を作ったりしてるとき、父がDJを代わってくれる。『お前、こいつをやらないでどうする!』って言うんだよ。この曲は、昔のグレン・キャンベルの曲を僕に聴かせてくれた父親のことも歌ったんだけど、(アルバム二作目の)「The Ride」を録音してた頃のバンド生活も思い起こされる」。
JB:「俺はこの曲の容赦のなさが気に入ってる。どんどん変化して、その変化がいろんなセクションに移っていく。大音量で聴くと息もつけないよ」。

VM:「ソロも最高だよ。滅茶苦茶すごい。最後にギターだけが残って、Bondが自由奔放なプレイを披露するよ」。

"Intermission"
VM:「うん、"Intermission"は..."Mission"につなげてる。2つで1つの曲って感じかな。"Intermission"のほうは、僕がいじりまわしてたリフがあったんだけど、みんなが気に入ってアルバムに入れろってことになった。Jacknifeも『スニペットとして入れたらどうだ?』って言ったしね」。

"Mission"
JB:「初めてスタジオに着いたとき、Jacknifeがスーツケースいっぱいの古いへんてこなファズボックスに夢中になっててさ。それを見たとたん、これは大変な奴を相手にするんだなと思ったよ。そのすげえファズボックスにつないだら…もう何日でも遊んでられそうだった。あのファズはソロが必要な曲で威力を発揮する。ソロは俺の強みで、20ポンドのギターで演奏した。床のペダルを蹴りまくってね。真ん中あたりでぶっ壊れたのが聞こえるよ」。

"Coincide"
VM:「曲としてはちょっと地味なんだけど、ドラマーのボブがすごく気に入ってるんだ。The E Street Bandっぽいかな。アルバムの他の曲とはエネルギーの種類が違う。これをヘッドフォンで聴きながら、天気のいい日に走りに行くといいよ。そういう感じの曲だ。アルバムにはそういう曲が一曲は必要だと思う。ライブで演奏するのが楽しみだよ。あのコーラスが終わったとき、みんな…茫然とするのが目に浮かぶから」。

"Overlap"
JB:「これは俺の好きな曲だ。ごちゃごちゃしてるんだけど、すごく気分が上がる。ビートに合わせてひたすら突っ走らされる感じなんだ」。

VM:「実は、途中でBluetoothスピーカーをオフにしたときの音が、ドラムロールみたいに聞こえる。このアルバムではこういうラッキーなアクシデントがちょいちょい起きたんだ」。

タイトル 時間

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