Ten

Ten

デビューアルバムのリリース直前にシンガーを失ってしまった不世出のバンド、Mother Love Boneのメンバーを中心に結成されたパール・ジャムのファーストアルバム。音楽的にはアメリカンハードロックやブルースロック、グルーヴィーなヘヴィロックなどを下敷きにしながら、当時はまだ無名だったカリスマフロントマン、エディ・ヴェダーのハスキーな唸り声と、連続殺人犯や虐待、ホームレスや家族の不理解など、シリアスなテーマが並ぶ歌詞に彼らの新しさが鮮明にうかがえる。そして、本作の翌月にニルヴァーナの「Nevermind」がリリースされ、シアトルを中心とする米国ワシントン州から巻き起こったグランジ革命の一翼を、彼らも担うことになるのだった。

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