彼女をアイドルシーンの最前線に君臨させることになった衝撃の大ヒット曲「ひと夏の経験」を収めた、通算4作目。レコード盤ではAB両面の冒頭、つまり1曲目と7曲目のイントロにナレーションを挿入するなど、アルバムとしての引きを強めた構成となっている。前作に引き続いて今作でも新たな作家陣が曲を提供しており、「恋は…ING (進行形)」は後にコンサートでも歌われている楽曲。ポップな曲調でも翳（かげ）りを感じさせるなど、シンガーとしての個性が際立ってきたことが感じられる。