

前作「Rust In Peace」と同じメンバーで制作された1992年リリースの5作目のアルバム。当時すう勢を極めたグランジ/オルタナブームへの目配せでもあるのか、彼らを特徴付ける疾走感やプログレ的な展開は影を潜め、ヘヴィさはそのままにシンプルなサウンドに変貌。セールス的にも成功を収めてバンド初の全米トップ10入りを果たした。スラッシュメタルならではの醍醐味は薄れたとはいえ、ミディアムナンバーで占められた重心の低いマッシブなメロディックサウンドで、新しい魅力を開拓。ザクザクと刻むヘヴィなリフとクセのあるデイヴ・ムステインの個性的なヴォーカルのコンビネーションは抜群にかっこいい。"Symphony of Destruction"、"Skin O' My Teeth"などヒットシングルも生まれている。