"Going Underground"に続いて全英シングルチャートを制覇した"Start!"を含む通算5枚目となる本作で、ザ・ジャムはさらなる脱皮を図る。"Pretty Green"や"That's Entertainment"といった、いかにもビートロック好きが喜びそうな疾走感あふれる人気ナンバーに加えて、ロックバンドとしてのエッジを残しながらより幅広い音楽性を展開。ビートルズの名曲"Taxman"を換骨奪胎(かんこつだったい)した前掲のシングルはその好例だろう。当時のネオサイケっぽいアプローチがされた"Set the House Ablaze"、レゲエ/ダブを取り入れた"Music for the Last Couple"など旺盛な実験精神にあふれている。
その他のバージョン
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