スタッフメモ 前作『Songs of Innocence』と対をなす連作として制作され、当初は間を空けずにリリースされる予定だった通算14作目。しかし、ボノが事故で大怪我を負ってしまったためにレコーディングは一時中断を余儀なくされ、最終的に約3年の歳月を経て完成にこぎ着けた労作だ。本作の制作中にはブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)やトランプ米政権の誕生など、世界を震撼させる出来事が次々と起こり、その衝撃を反映させるために彼らは一部を録り直すこともしている。例えば「反撃しろ、立ち上がるんだ」と歌う「Get Out of Your Own Way」から、テロや難民問題をテーマとした「American Soul」への流れは、分断へと押し流されていく世界への怒り、プロテストとして鳴り響く。ケンドリック・ラマーがこの2曲をブリッジするライムを紡いでいるのも象徴的だろう。さらに、サウンドの円熟味を増した本作における彼らの怒りとプロテストは、『War』の頃のような当事者としての視点だけではなく、俯瞰する視点をも兼ね備えたものだ。「13 (There is a Light)」で「闇の中に光があるのなら、その光を大事にしてほしい」と語りかけるように、その俯瞰の視点は慈しみに満ちた庇護者の眼差しとも重なる。アルバムジャケットで手を繋いで立っている少年と少女は、ボノとジ・エッジの子供たち。そう、本作は「未来の当事者」に託されたアルバムでもあるのだ。

このアルバムはApple Digital Masterに対応しています。アーティストやレコーディングエンジニアの思いを忠実に再現した、臨場感あふれる繊細なサウンドをお楽しみください。

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