コーンやリンプ・ビズキットを手掛けたRoss Robinsonのプロデュースによる、記念すべきデビューアルバム。90年代後半のニューメタルブームからの流れも受け継ぎながら、より攻撃的かつ混沌としたサウンドでシーンに衝撃を与えた。Joey Jordisonという強力なドラマーに加え、パーカッション2名、サンプラー、ターンテーブル担当まで含めた総勢9人のメンバーが、異様なマスクを着けて大暴れするステージングをそのまま落とし込んだような豪快な一作。ただ、その情報量の多さにもかかわらず、ごちゃごちゃした印象はない。代表曲「Wait and Bleed」のイントロを聴けばすぐに分かる通り、コリィ・テイラーのボーカルは、吠え叫びながらすごみをきかせる野太さだけでなく、フックのあるメロディアスさも兼ね備えている。その意外性も大勢のリスナーから支持を獲得し、発売の翌年にはプラチナディスクに輝くセールスを達成した。
その他のバージョン
- 15曲
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