Shostakovich: Symphonies Nos. 1, 14 & 15; Chamber Symphony in C Minor

Shostakovich: Symphonies Nos. 1, 14 & 15; Chamber Symphony in C Minor

アンドリス・ネルソンスとボストン交響楽団によるドミートリイ・ショスタコーヴィチの交響曲シリーズは、新譜がリリースされるたびに話題を呼んでいる。本作は世界中で絶賛された前作2つに続くもので、作曲家が19歳の時に完成させた『交響曲第1番』、その約半世紀後の作品『交響曲第14番』と『交響曲第15番』を組み合わせた収録となっている。「第1番」では少々大仰で快活な作風を見事にとらえ、ジョアキーノ・ロッシーニの『ウィリアム・テル序曲』やリヒャルト・ワーグナーの『ニーベルングの指環』などさまざまな引用を用いた風変わりな「第15番」には真正面から向き合い、大きな引用の効果を生んでいる。2人の素晴らしいソリストを起用した歌入り交響曲「第14番」も、時に不安さを醸し出すなど至高の出来栄えとなった。ロシアの指揮者でバイオリン奏者のルドルフ・バルシャイが『弦楽四重奏曲第8番』を編曲した『Chamber Symphony』では、ボストン交響楽団の輝かしいストリングスの響きが味わえる。

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