ノルウェーのプログレッシヴ・デスメタル・バンド、 Extol の元ギタリスト兼セカンド・ヴォーカリストにして、自身のメロディック・デスメタル・ユニット、 Schaliach で全ての楽器を担当していたマルチ・インストゥルメンタリスト。ところが、 Pages 、 Seawind 、 Prince 、 Quincy Jones 、 George Duke 、 Donald Fagen 、 Gino Vannelli 、 Toto といった80年代のアダルト・オリエンテッド・ロックをルーツに持つ彼は音楽性を心機一転。自身の原点に立ち返って作り上げたファースト・ソロ・アルバムでは、切れのいいアダルト・オリエンテッド・ロックを現代に甦らせている。熱く爽やかに抜けるヴォーカルとファンキーなリズム、そして、ブラスやキーボードの洗練されたアレンジをして、 “Stevie Wonder と Jamiroquai 、そして、 Air Play の出会い”と評されるなど、過去の音楽遺産から抽出した旨味が溢れんばかりに盛り込まれている。 “One More Try” をはじめとする心地良いメロウ・グルーヴ・チューンが際立ち、アルバムを通して楽しめる内容だ。
その他のバージョン
- 2011年
- 2019年
- 2008年
- 2014年
- 2022年
- 2013年
- 2012年
- ジョヴァンカ
- アラナ・デイヴィス
- Benny Sings
- RYUSENKEI
- Maxus
- Samuel Purdey