R&B、ヒップホップ、ダンスミュージックを横断し、ラップや英語を交えたリズミカルな歌唱スタイルでしなやかにグルーヴを紡ぐシンガーソングライターのサードアルバム。エネルギーに満ち、ポジティブなメッセージが散りばめられた前作「Juice」に対し、本作は彼女いわく「自分の中にある影をあるがままに表現した」作品。Tokyo RecordingsのYaffle、ESME MORI、ケンモチヒデフミといったなじみのプロデューサーたちが洗練されたトラックを提供。さらに大沢伸一によるミニマルかつエモーショナルなプロダクションが新鮮な驚きをもたらす"Shade"や、オートチューンを織り交ぜたtofubeatsとの瞬くような共演曲"Flashlight"、STUTSのビートに歌声が躍動する"Common"など、サウンド面での新たなトライアルによって甘美でメロウな音楽世界がアップデートされている。