4枚目のオリジナルアルバムは、前半の5曲はアップテンポな楽曲を、後半5曲は1曲を除きバラードを並べるという挑戦的な構成を採用した。"全新曲によるベストアルバム"を目指した作品だけあって、個々の楽曲のクオリティーと完成度は、彼らのディスコグラフィの中でもひときわ高いアルバムに仕上がっている。アルバム前半のハイライトは、疾走感あふれるサウンドとキャッチーなメロディのシングル曲 "Self Control (方舟に曳かれて)"。後半のクライマックスは、木根尚登の手によるスケール感あるバラード曲 "Fool On The Planet (青く揺れる惑星に立って)" だろう。ブレイク直前の TM NETWORK の充実したサウンドが楽しめる。
ミュージックビデオ
- 1987年
- access