Rodeo

Rodeo

スーパースターになる直前のトラヴィス・スコットがリリースした重要作『Rodeo』は、ヒューストン出身である彼の陰鬱なビジョンをワイドスクリーンに映し出し、『Yeezus』以降のカニエ ・ウエストに続いてゴスラップをメインストリームで通用するものへと押し上げた作品である。トラヴィス・スコットのメジャーデビュー作というだけあって、充実した内容に仕上がっている。Swae Leeとチーフ・キーフとのコラボレーション曲「Nightcrawler」をはじめ、ディストーションが効いた退廃的なバンガーは11曲に上り、当時のスコットにとって最大のヒットとなった予想外のキャッチーな楽曲「Antidote」や、いつもより不良テイストなジャスティン・ビーバーのバースが光る「Maria I’m Drunk」、そして、カニエが「おまえの墓石に小便かけてやる」と脅しにかかるグランジラップなどが並ぶ。Expanded Editionには、邪悪な雰囲気が漂うScHoolboy Qとのコラボレーション曲「Ok Alright」と、サイケデリック風の「Never Catch Me」の2曲が新たに追加されており、後者の楽曲でトラヴィスはこうラップする。「俺の15秒は普通のそれよりもちょっと長い」。確かに、その通り。

このアルバムはApple Digital Masterに対応しています。アーティストやレコーディングエンジニアの思いを忠実に再現した、臨場感あふれる繊細なサウンドをお楽しみください。

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