スタッフメモ 優雅で生き生きとしたレスピーギの音楽は、彼と同時代に生きた20世紀前半の他の作曲家とは明らかに違った特徴をもっている。ボッティチェリの3枚の絵を題材にした作品は、グレゴリオ聖歌と印象派をかけ合わせたような音楽で、風景画を鮮やかに音楽で表現する。メゾ・ソプラノのアンナ・カテリーナ・アントナッチが華やかに歌う "Il tramonto(夕暮れ)" は、シェリーの悲劇的な愛の詩がシュトラウスのような壮大さで描かれ、"Vetrate di chiesa(教会のステンドグラス)" では再び古代と現代が神秘的に融合。砂漠の流浪者、天使とサタンの戦い、6世紀の聖グレゴリウスを呼び起こすような音絵巻がきらびやかな管弦楽によって繰り広げられる。

Trittico botticelliano, P. 151
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Vetrate di chiesa, P. 150
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アンナ・カテリーナ・アントナッチ, Orchestre Philharmonique Royal de Liège & John Neschling その他の作品