デビュー以来続いてきた一年一作のペースから一転、前作「1999」から一年半以上を経て発売された、同タイトルの自伝的映画のサウンドトラック盤にしてプリンス最大のヒット作。バックバンドであるザ・レヴォリューションとの共同名義になり、作曲やアレンジにメンバーがかかわった曲も多い。音数を削ぎ落とした異形のエレクトロファンクで、初のナンバーワンヒットとなった "When Doves Cry" を筆頭に、ロック的カタルシスへ誘う "Let's Go Crazy"、壮大かつ永遠のアンセム "Purple Rain"、さらに "I Would Die 4 U"、"Take Me With U" の計5曲がシングルカット。アルバム全体としても聴きやすくキャッチーな曲が並び、ロック/ポップスのリスナーにまでファン層を広げた。
ミュージックビデオ
- 1984年
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- マイケル・ジャクソン