きのこ帝国のヴォーカル&ギターを担当する佐藤千亜妃の初のソロアルバム。全曲の作詞作曲、プロデュースを本人が務め、共同プロデューサーとして砂原良徳、Tondenhey(踊Foot Works)、04 Limited Sazabys、Daijiro Nakagawa(JYOCHO)ら多彩なミュージシャンが参加。優美なエレクトロポップやストリングスを配した軽やかなポップスなど、メロウなラブソングを軸に大人の魅力を醸し出す。憂いを帯びた歌声には艶やかな甘さが加わり、愛が消えゆく瞬間や、恋が始まる一瞬を繊細に描く。現代社会の矛盾や弊害を鋭い言葉で切り取った"面"など、きのこ帝国の作品に通じるオルタナティブな感性も冴え渡っている。
ミュージックビデオ
- 2021年
- 2019年