ロック、ポップ、映画音楽からJ-Popまで、カバー曲を中心に新鮮な感覚で演奏した、桑原あいの初のソロピアノ作品。10曲のカバー曲のうち5曲は、シシド・カフカ、立川志の輔、山崎育三郎、社長 (SOIL &“PIMP”SESSIONS)、平野啓一郎と、彼女の音楽を愛するアーティストや作家らがリクエストするという、ユニークなアイデアで選曲。厳かな雰囲気の「ニュー・シネマ・パラダイス」から、力強いロックチューン「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」、クラシックのピアノソナタのような「ワルツ・フォー・デビイ」、原曲のイメージを大胆に解釈しアレンジしたGReeeeNの「星影のエール」など、音楽家／演奏家として大きく飛躍した姿を感じることができる。録音はクラシックのコンサートホールとして知られる東京オペラシティ リサイタルホールで行われ、作品を通して聴くと彼女のソロコンサートへ行ったような体験が味わえる。コロナ禍で自由にコンサートを楽しむことが出来ない状況の中で制作された、多くの音楽ファンへ向けた彼女からのプレゼントと言えるだろう。このアルバムはApple Digital Mastersに対応しています。アーティストやレコーディングエンジニアの思いを忠実に再現した、臨場感あふれる繊細なサウンドをお楽しみください。