

奥田民生と吉川晃司。1965年に広島に生まれた2人は、高校時代から互いの存在を知っていたものの、それぞれ異なる道を進み、日本の音楽シーンに確かな足跡を残してきた。そんな2人が音楽フェスティバルで顔を合わせたことをきっかけに意気投合し、立ち上げたユニットがOoochie Koochie(オーチーコーチー)だ。その名の由来となった“おちこち”という言葉は、“あちらこちら”や“将来と現在”、“昔と今”といった意味がある。初アルバムとなる本作では、2人が広島を起点に“おちこち”へ転がっていく意志を、堂々たるロックンロールで体現している。広島弁全開の「ショーラー」や、ロックンロールヒーローたちへの敬意を込めた「GIBSON MAN」、2人のイニシャルを刻んだ広島東洋カープ公認の応援歌「OK」など、燃え盛る情熱と成熟した遊び心に満ちた全10曲。誰をも笑顔にする力にあふれながら、「リトルボーイズ」では被爆地に生まれた者の思いと責任を力強く歌い、大人としての覚悟を見せる。2025年に還暦を迎える2人の新たな挑戦を象徴する、真っ赤なジャケットがまぶしい。