1998年に発表された4人組ヒップホップグループ 1TYM のデビューアルバムであり、そのタイトルにグループ名の由来を冠した作品。制作の中心はYG Entertainment初期にメインプロデューサーを務めた Perry だが、メンバーの 송백경（ソン・ベッキョン）もすでに作詞やプロデュースに名を連ねている。デビュー曲 "1TYM" で幕を開け、きらびやかでポップな "Heaven"、ピアノの旋律が切なく美しいバラード "Falling in Love" など、バラエティーに富んだ楽曲を収録。アイドル性と本格的なヒップホップのマナーを絶妙なバランスの上に成り立たせている点は、後輩の BIGBANG にも受け継がれるYGファミリーの特色だ。