まだEDMという呼称が浸透していなかった時代から活躍していた、エレクトロニックミュージックシーンの重鎮、デヴィッド・ゲッタが2011年にリリースしたアルバム。トッププロデューサーの作品にふさわしく、シーアやニッキー・ミナージュ、アッシャー、クリス・ブラウンといった華やかな顔触れがヴォーカリストとしてフィーチャーされ、サウンドもきらびやかなシンセを多用した壮大な仕上がり。強いビートに貫かれた構成は、大舞台で巨大なクラウドを熱狂させるDJプレイをほうふつさせる。こうした現場感覚をダイレクトに落とし込めるセンスこそが彼の持ち味で、本作最大の魅力と言えるだろう。
ディスク1
ディスク2
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