

BOYNEXTDOORが4作目のEP『No Genre』で、さらなる高みへ駆け上がる。前作『19.99』には少年時代と成人期の間で揺れ動く心情が描かれていたが、今作における6人組は、自分たちのやり方で慣習から完全に解き放たれている。その信ぴょう性をさらに際立たせるのが、メンバーが自ら楽曲を手掛けているという事実だ。デビュー以来、JAEHYUN、TAESAN、WOONHAKは曲作りに積極的に参加してきた。中でも最年少のWOONHAKは全曲のクレジットに名を連ねており、レーベルKOZのプロデューサー陣であるPOP TIME、KAKO、そしてエグゼクティブプロデューサーのZICOと共に制作に携わっている。 ファンキーなナンバー「I Feel Good」は、このEPに収録された全曲の精神を体現しており、大胆で自由奔放、そしてロックスターのようなエネルギーに満ちあふれている。他にも、1960年代のソウルポップをほうふつさせる失恋ソング「123-78」、爽やかなシティポップ調の「Step By Step」、ユーモラスでファンクテイストの「Is That True?」、ヒットシングル「IF I SAY, I LOVE YOU」など、聴きどころが満載だ。『No Genre』のリリースを記念して、BOYNEXTDOORのメンバーがApple Musicに各曲への思いを語ってくれた。 123-78 RIWOO:この曲は、冬から春へと移り変わる頃のような感じ。さまざまな感情をかき立てる季節の変わり目の感覚を捉えています。つい夢中になってしまいそうな、ロマンチックな雰囲気もある曲です。 I Feel Good TAESAN:「I Feel Good」を制作した時は、とにかく楽しい曲を作りたいと思っていました。聴けばすぐにエネルギーを感じてもらえるはず。めちゃくちゃクセになるので、必ずコーラス部分に注目してください。 Step By Step JAEHYUN:これは僕たちが夏が来るまでのカウントダウンをしながら制作した曲。聴いていると本当に夏っぽい雰囲気が感じられるんです。ぜひみんなも「Step By Step」を聴いて、涼みながら夏を楽しんでみてください。 Is That True? WOONHAK:元恋人に出くわして、とても元気そうな姿を見た時に感じる一瞬の嫉妬心についての曲なのですが、楽しくて遊び心のあるひねりを加えてみました。ライブで披露してONEDOORと一緒に盛り上がれたら、すごく楽しくなりそう。 Next Mistake SUNGHO:この曲ではファルセットと洗練されたリズムが際立っています。僕にとってのハイライトは、曲の最後を締めくくるスクラッチ。アルバムの中で一番好きな曲なんです。 IF I SAY, I LOVE YOU LEEHAN:これは初めて聴いた瞬間に大好きになった曲です。ビートも最高だし、メロディも超キャッチー。本当に大切な曲なので、みんなも僕と同じくらい楽しんでくれるといいな。