テレビアニメEDテーマに起用された「LOST IN PARADISE (feat. AKLO)」が世界で注目された多国籍音楽集団のファーストフルアルバム。メンバーチェンジを経て、3人体制にサポートプレイヤーを迎えて制作を行った本作は、スペイン、イギリス、ブラジル、インドネシア、オランダにルーツを持つメンバーの多彩な音楽嗜好（しこう）を反映し、ラテン、ディスコ、ソウル、ファンク、ヒップホップ、オルナタティブロックのクロスオーバーを推進。さらに、「NEVER SAY GOODBYE (feat.Mummy-D)」に迎えたMummy-Dをはじめ、AKLO、R-指定、MFS、SARM、Kazuoという多国籍なラッパー、シンガーたちをフィーチャーし、華やかにして濃密な世界を生み出している。山下達郎「SPARKLE」のカバーでは、ハワイのバンド、Greenwoodによる同曲カバーのアレンジを下敷きにするなど、随所にちりばめたユニークなアイデアが、さらなる音楽的な飛躍を大いに予感させる。