村治佳織 プレイズ・バッハ

村治佳織 プレイズ・バッハ

日本のクラシック界を代表するアーティストの一人であり、カリスマ的な人気を誇るギタリスト、村治佳織の豊かな表現を、バッハの名曲と共にたっぷり楽しむことができる。村治が初めてアルバム全編でバッハを取り上げた本作には、ゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラとの共演による楽曲とソロでの演奏によるトラックが収録されている。「主よ、人の望みの喜びよ」や『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004』などのソロギターによる演奏では、包み込むような優しさや、語りかけるような親密さを感じさせる温かい音色が印象的だ。一方、ギターとオーケストラのために編曲された二つの鍵盤楽器協奏曲での村治は、オーケストラと呼吸を合わせながらもきらめくような音色でメロディを際立たせている。また、同じくオーケストラとの共演のために個性豊かにアレンジされた「G線上のアリア」の新鮮な響きも、特筆すべきものがある。

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