ジャズ界を代表する強者が激突したピアノトリオの名盤。モードジャズの台頭や人種問題など、ジャズ界を取り巻く状況が急速に変化する1962年、デューク・エリントンは、二世代下ともいえるチャーリー・ミンガス(B)、マックス・ローチ(Dr)を迎えてアルバムを制作、3人の個性がぶつかり合う骨太な内容となった。攻撃的なリズムをバックに、戦いを挑むようなタッチでアドリブを繰り出す"Money Jungle"、幻想的なバラード"Fleurette Africaine"ほか、代表曲の"Caravan"や"Solitude"など、すべてエリントンらのオリジナル曲で構成され、その大胆で新鮮な演奏が時代を超えてリスナーを魅了。また、挑発する共演者に対し、一歩も引かないエリントンのピアノの実力と懐の深さをあらためて知ることができる。CD化に際し、未発表8曲が追加されている。
- 1967年
- 1960年
- 1972年
- デューク・エリントン・アンド・ヒズ・フェイマス・オーケストラ
- チャーリー・パーカー
- アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
- Clifford Brown & マックス・ローチ