METAL GALAXY

METAL GALAXY

メタルやポップなどにおける既成概念への抵抗としての「METAL RESISTANCE」をテーマに掲げ、そのアーティスト名は"新しいメタルの誕生"を意味するBABYMETAL。前作から3年半ぶりとなる、SU-METALとMOAMETALが中心の新体制でのサードアルバム「METAL GALAXY」でも新たなチャレンジが見て取れる。2人はApple Musicにこう語る。「メタルに限らず、メタル以外のジャンルへも幅を広げた内容となっています。バラエティーに富んだ楽曲群を星に例えて、それらが広がる世界を「METAL GALAXY」と呼んでいます。その「METAL GALAXY」をBABYMETALが宇宙船のようにメタルの銀河を旅するイメージでアルバムは作られました」。ここ数年にわたり、海外のさまざまな国でワールドツアーを行い、そこで出会ったカルチャーや音楽をミックスすることでサウンドの幅を広げた。インド風の民族的音楽、ケルティック、神聖で荘厳に響き渡るコーラスなど貪欲に多種多様な音楽を飲み込み、その銀河はさらにスケールを増していく。「BABYMETALという名前がBABYとMETALという一つの物事の中に存在する相対する二面性を意味しているように、LIGHTSIDEとDARKSIDEのような楽曲構成になっています」と語るSU-METALとMOAMETAL。銀河の旅を楽しむために、アルバムの収録曲について2人が解説する。"FUTURE METAL"アルバムのオープニングになる曲で、生楽器を使用せず全ての演奏をコンピューターで構成しています。METAL GALAXYへ旅立つ宇宙船がまさに出発するようなイメージで聴いてもらえたらと思います。"DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)"フューチャー感と90’sのレトロ感がミックスされたダンスメタルソングです。ギターに関してはB'zの松本孝弘氏にゲスト参加していただいています。"Elevator Girl"この曲の歌詞は若者の日常で感じる感情の浮き沈みをエレベーターの動きで表現した内容になっています。サウンド的にはジャズの要素とメタリックなリフとリズムを融合させたアプローチになっています。また英語バージョンと日本語バージョンがあるので、ファンの方にどちらも楽しんでもらえると嬉しいです。"Shanti Shanti Shanti"今回のアルバムは、世界を旅するようなテーマで作られています。オリエンタルなムードが漂うこの曲も、METAL GALAXYの旅の途中で出会った風景として感じてもらえたらと思います。"Oh! MAJINAI (feat. Joakim Broden)"この曲は北欧のフォークメタルの影響を受けているので、サバトンのヨアキム氏にゲストヴォーカルで参加してもらいました。サバトンは2018年のBABYMETALのジャパンツアーでスペシャルゲストとして出演していただき、それがきっかけでこの曲に参加していただくことになりました。"Brand New Day (feat. Tim Henson and Scott LePage)"新しいアプローチのサウンドに挑戦した楽曲です。ゲスト参加していただいたポリフィアのお二人のギターがサウンドをさらに良いものにしてくれています。"Night Night Burn!"この曲は"メギツネ"が作られた時期にモチーフがあったのですが、長い時間を経て形にすることができました。サウンド的にはラテンミュージックの要素も入ったエネルギッシュな楽曲になっています。"IN THE NAME OF"アルバムのオープニングを飾るもうひとつの楽曲で、"FUTURE METAL"がLIGHT SIDEを象徴するオープニングソングだとすると、"IN THE NAME OF"はDARK SIDEを象徴するオープニングソングです。トライバルなサウンドをベースにしたヘヴィな楽曲がDARK SIDEの幕開けを表現しています。"Distortion (feat. Alissa White-Gluz)"この楽曲は、ディストピアで支配された人間の内面にある2つの顔、二面性を歌った曲で、SU-METALとは異なるもうひとつの存在を表現するデスヴォイスの声を入れたいと思っていたため、女性シンガーで素晴らしいヴォイスを持っているArch Enemyのアリッサさんにゲスト参加していただきました。"PA PA YA!! (feat. F.HERO)"この曲は、南国やアジアをイメージしたパーティーメタルソングだったため、タイのラッパーF.HEROさんにラップでゲスト参加していただいたり、タイの民族楽器のサウンドを取り入れたりしています。"Kagerou"重厚なミドルテンポのサウンドが新しいBABYMETALの側面を表現した楽曲です。歌もダンスも今までになかったアプローチに挑戦しています。"Starlight"ジェント(Djent)の要素を取り入れたメロディアスでヘヴィなサウンドになっています。光の道が見えてくるようなSU-METALの突き抜けるヴォーカルが特徴的な楽曲です。"Shine"アコースティックギターとクワイアのイントロとアウトロが印象的な楽曲です。大海原で航海をしている船が、穏やかな水面で燦々(さんさん)と輝く太陽の光を浴びている風景や、嵐に巻き込まれてしまい困難と立ち向かっている風景など、人生におけるさまざまなシーンをイメージした壮大な楽曲になっています。"Arkadia"新たな旅立ちを歌ったアルバムの最後を飾る楽曲です。サウンド的にはメロディックスピードメタルをベースにしたメロディアスなメロディと高速なサウンドが融合した楽曲です。

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