A GIRL IN SUMMER

A GIRL IN SUMMER

過去に夏と冬のリゾートを描いた作品はあれど、ありそうでなかった夏の海をコンセプトとした作品。とはいえ、強い日差しの下で青春を謳歌するような内容ではなく、独特のサウダージ感がアルバム全体を貫いている。対者を大きな愛情で包み込んで許し合う人生の賛歌"Forgiveness"や、神々しいコーラスアレンジの中で歌う"時空のダンス"のように、具体的なシチュエーションで恋愛を描き出すのではなく、普遍的な愛情をつづっているのが興味深い。また、"ついてゆくわ"は、先行シングルとしてリリースした際には結婚する娘と父の愛情を描いていたが、アルバム収録時には恋人同士の関係へと内容が変更されており、作品のトータリティーを考え、微に入り細にうがって手が加えられている。ディック・リーらアジア各国の4人のアーティストと共に制作された"Smile again"のユーミン・バージョンも収録。この曲で初めて紅白歌合戦に出場したことも記憶に新しい。

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