Love and Death

Love and Death

ちょうど100年の時を隔てて作曲されたシューベルトの『死と乙女』とヤナーチェクの『クロイツェル・ソナタ』という2つの弦楽四重奏曲。この偉大な2作を中心に巧みに構築されたこのアルバムは、決して切り離すことができない“愛と死”というテーマを大いなるイマジネーションをもって追求する作品となっている。これらの楽曲はNavarra String Quartetによって生き生きと美しく奏でられ、シューベルトの歌心にあふれたメロディと、ヤナーチェクの楽曲の情緒不安定で熱に浮かされたような雰囲気を、メンバーそれぞれの熱を帯びた激しい演奏が見事に表現している。他にクルタークの精妙に作られた小品、イタリアの葬式で使われる“菊の花”をテーマにしたプッチーニ作の美しい「Crisantemi」、そしてスペインのトゥーリナ作の死と向き合う闘牛士の思いに迫った楽曲が収録されている。

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ