Live at the Mariinsky

Live at the Mariinsky

アメリカ出身のピアニスト、ジョージ・リーの、ライブレコーディングによるデビュー作。そのずば抜けて豊かな表現力と、多様な楽曲を自在に奏でるすぐれた技術が存分に発揮されている。よどみのない鮮烈なハイドン、繊細で透明感あふれるショパン、そして、ラフマニノフのコレッリの主題による変奏曲では、23曲の短い楽曲を一つのストーリーとして聴かせる高い音楽性を披露している。新たなスター演奏家の登場を強く印象付ける作品である。