

アルバムタイトルに込められたメッセージがダイレクトに伝わってくるような、ロックテイストの "Dangerous" でスタートする「Listen」。エレクトロニックダンスミュージックの雄として活躍してきたデヴィッド・ゲッタが、踊らせるだけでなく、聴かせることにもフォーカスした一枚が本作。DJプレイのダイナミズムをそのままパッケージしたような前作「Nothing But the Beat」から3年の時を経てリリースされ、凝ったビート、アコースティックな音使いなど、今までにない新しいアプローチが用いられ、プロデューサーとしての成長と引き出しの多さを感じさせる。