LCD Soundsystem

LCD Soundsystem

ニューヨークに2001年、DFA というレーベルが生まれた。the Rapture の「House of Jealous Lovers」や Juan MacLean の「By The Time I Get To Venus」をリリースし、2002年代初頭のディスコ/パンクを横断するシーンをクリエイトしてきた同レーベルを主宰するメンバーの1人、James Murphy によるプロジェクトが LCD Soundsystem だ。本作はその1stアルバムである。そのサウンドは DFA のスタイルを象徴するようなもの。気の利いたタイトルのソリッドなロック “Daft Punk is Playing at My House”、ガラージ・テイストのダンス・チューン “Too Much Love”、ブリーピーなシンセが80'sエレポップをほうふつとさせる “Tribulations” と、変幻自在に展開されていく。80年代初頭に起こったポスト・パンク/ニューウェーブ、それに呼応するようにニューヨークで生まれたノーウェーブのシーンと直結するような、なんでもありの混沌とした世界が魅力的だ。

ディスク1

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