

1980年代の快活でアップテンポなダンストラックが並ぶデビューアルバムで、カイリー・ミノーグはテレビドラマのスターからポップスターへと変貌を遂げた。イギリスのプロデューサーチームのStock Aitken Watermanと共に、彼女はジェリー・ゴフィンとキャロル・キング(ゴフィン&キング)が作詞作曲した1962年のヒット曲「The Loco-Motion」を、エレクトロサウンドで現代風に一新させた。「恋は急がず」では、切り替わるビートと金管楽器のように響くシンセサイザーの上を、満面の笑みで歌う彼女の歌声がなめらかに滑り、「涙色の雨」ではミッドテンポのユーロポップの失恋ソングをフランス語のアクセントを添えて見事に歌い上げている。