孔雀

孔雀

沖縄出身のシンガー/ラッパーのAwichが2020年にリリースした通算3作目のアルバム。トータルプロデュースは前作と同様にYENTOWNのChaki Zuluが務め、バウアー、Sam Tiba、Jigg、マット・キャブといった国内外の実力派プロデューサーも参加している。ゆるふわギャングのNENEとともに新たな女性像をパワフルにラップする「Poison」、EGO-WRAPPIN’の「色彩のブルース」をサンプリングした「紙飛行機」、同郷のOZworldと沖縄への想いを込めた「DEIGO」など、バラエティに富んだトラックの上で発揮される豊かな表現力はますますスケールアップし、全編に聴きどころが満載。タイトルの“孔雀”は、毒虫や毒蛇類を好んで食べることから益鳥として尊ばれ、邪気を払う象徴として信仰の対象にもなりながら、美しいが飛べない鳥でもあるというイメージ。それを自身に重ね、きらびやかな中に美しさと妖しさを同時に感じさせる不思議な魅力に圧倒される。

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