アイダホから現れたアメリカ北西部におけるインディーシーンの盟主が、1999年に発表した4作目のアルバム。前作「Perfect from Now On」に続き高い評価を受け、もう一つの彼らの代表作として認識されている。後にFleet FoxesやBand Of Horsesを手掛ける盟友Phil Ekが、前作に引き続きプロデュースを担当。前作では全体的に長尺の楽曲が多かったが、こちらではもう少し短めのトラックが増えている。延々と繰り広げたジャムセッションを録音し、そこから気に入った部分を抜き出して曲を構築するスタイルで作り上げられたという楽曲群は、どれも完成度の高い仕上がりを見せている。