実写とアニメーションの合成による印象的なミュージックビデオも評判を呼び、大ヒットした"Take On Me"を含む1985年リリースのファーストアルバム。Tony Mansfield、アラン・ターニーといった職人系プロデューサーの手腕もあり、デビュー作らしいみずみずしさと高い完成度を兼ね備えた本作は、オリジナル盤に収録された全10曲中5曲がシングルカットされる大成功を収めた。美しいメロディが印象的な"Hunting High and Low"、シンセポップ色が前面に出た"The Sun Always Shines On T.V."や"Love Is Reason"など、どこを切り取ってもキャッチーな楽曲がそろう。発売30周年を記念したデラックスエディションでは、アルバム制作前にリリースされた"Take On Me"の初期シングルバージョンなども楽しめる。